『BOYS II PLANET(ボイプラ2)』発のデビューメンバー、ALD1(ALPHA DRIVE ONE)のイ・リオ(LEO)のプロフィールを総まとめ。
国籍・家族・学歴・MBTIの基礎から、Trainee A離脱の経緯と炎上の真相までを整理しました。
さらに、131時代『One Look』→独立期『Tenderly』→GRID移籍→“Bond as One”→ボイプラ2→ALD1合流までを時系列で一気に把握できます。
リオ(LEO)の基本プロフィールまとめ!
韓国系オーストラリア人アーティストとして注目を集めるリオ(LEO/イ・ジョンユン)。
彼は2002年8月22日生まれ、オーストラリア・シドニー出身のR&Bシンガーです。
生まれも育ちもシドニーですが、両親は韓国人。出生地主義を採用するオーストラリアでは、生まれた瞬間に市民権が得られるため、韓国系オーストラリア人という二つのルーツを持っています。
子どものころから音楽のある環境で育ち、家族全員が歌や楽器を楽しむ家庭でした。
彼はインタビューでも「家の中にはいつも音楽が流れていた」と語っており、自然と音楽への情熱を育んでいきました。
本名・別名・ファンダム
リオの本名はイ・ジョンユン(이정윤)。
アーティスト名「LEO」は、彼の英語名から取られています。
また、ALD1自主コンテンツ内で発表した別名として「Leeee級!」(レジェンド級の“級”)というユニークな呼び名も話題に。
ファンダム名は「LEOZ(レオズ)」。
名前の”LEO”に”Z”(複数形やファンコミュニティを示す)を付けたものです。
MBTI・性格・チーム内ポジション
リオのMBTIはINTP。
分析型でありながら、チームでは「ムードメーカー2」という立ち位置。
(ムードメーカー1はジョウ・アンシン)
表向きは少しクールで無口ですが、打ち解けるとおちゃめで人間味にあふれる性格が魅力です。
Trainee A時代から「無言なのに面白い」「一緒にいると空気が明るくなる」とメンバーに評されていました。
ギャップのあるキャラクターこそ、リオが多くの人に愛される理由の一つです。
家族構成と人柄
リオは両親と姉の4人家族。
両親はともに韓国人で、詳細な職業などは非公開ながら、音楽への理解が深い家庭だったことが知られています。
姉もオーストラリアで育っており、家族ぐるみでリオの活動を応援しているとのこと。
彼は家族の話になると穏やかな表情を見せ、「両親がいなければ今の自分はいない」と語ったことも。
その言葉からも、家族愛が深く誠実な性格がうかがえます。
学歴と幼少期の音楽体験
リオは、Jasper Road Public Schoolを卒業後、St. Patrick’s Marist Collegeに進学。
学校ではスポーツにも挑戦しており、サッカーやラグビー、クリケットを経験。
本人曰く「上手ではなかったけれど、チームで過ごす時間が好きだった」とのこと。
この時期にロックやポップス、R&Bなどさまざまなジャンルを吸収し、音楽家としての下地を築いていきました。
子どものころに憧れたのはRain(ピ)やマイケル・ジャクソン。
その影響で、6歳の頃にはテレビを真似して歌ったり踊ったりしていたそうです。
さらに、blink-182やGreen Day、Bryson Tillerなど、幅広いジャンルの音楽に親しみ、現在の多彩な音楽性へとつながっていきました。
MBTIとTMI(ちょっとした情報)
リオのMBTIはINTPタイプで、論理的思考と独自の世界観を持つタイプ。
その一方で、彼のTMI(小ネタ)もファンの間で人気です。
- 好きな飲み物:トフィーナッツラテ、ゼロコーラ、アイスティーショット追加
- 好きな食べ物:火鍋、タコス
- 愛用香水:YSLの「MYSLF オーデパルファム」
- 似ている動物:ライオン、猫、豚、ペンギン、ばつ丸
- 挑戦したいジャンル:ハウスミュージック
これらのTMIからは、クールな見た目とは裏腹に、温かくユーモラスな一面が見えてきます。
このようにリオは、シドニー生まれ・韓国ルーツ・音楽一家育ちという多層的な背景を持ち、性格や趣味にも独自の個性が光ります。
次は、そんな彼のキャリアを語る上で欠かせない——Trainee A時代と離脱の真相について詳しく見ていきましょう。
Trainee A時代から離脱まで
リオ(LEO)の名前がK-POPファンの間で広く知られるようになったきっかけは、HYBE(旧BIGHIT MUSIC)のプレデビューチーム「Trainee A」でした。
Trainee Aは「BTS・TXTに続く次世代グループ」として、世界中の注目を集めた練習生チーム。
LEOは最初に公開された主要メンバーの一人で、2021年からYouTubeやSNSで練習風景やVLOGが配信されていました。
2018年の渡韓とBIGHITオーディション
リオは2018年、高校1年のときに単身で韓国へ渡航。
オーストラリアで開催された公開オーディションに挑戦し、一度は不合格になったものの、再審査で見事合格。
同年12月、BIGHIT MUSICの練習生として正式に契約を結びました。
約3年6か月の間、リオはTrainee A初期メンバーとしてボーカル・ラップ・作詞作曲を学び、グループの中心的存在として活動。
特に作詞作曲スキルの高さは練習生時代から際立っており、「Trainee Aのブレイン」とも呼ばれていました。
グループ脱退の背景と本当の理由
しかし、デビュー目前の2022年8月、LEOはTrainee Aを離脱します。
脱退理由についてはさまざまな憶測が飛び交いましたが、実際には精神的な負担とプレッシャーの蓄積が大きな要因でした。
長期の練習生活や注目の中で感じる重圧により、「自分と向き合う時間が必要だ」と判断した彼は、チームを離れる決断をします。
BIGHIT側も彼の意志を尊重し、公式SNSでは「プロジェクトの終了」として発表。
その結果、Trainee A自体のデビュー計画は白紙となり、ファンの間では大きな衝撃が走りました。
一部では「リオの脱退が原因でTrainee Aが解散した」という噂も出ましたが、実際は複数メンバーの離脱と、社内の再編方針など複合的な理由によるものです。
彼一人の決断が直接の原因ではないと考えられています。
炎上の真相:「自作ラップ」ではなく既存曲のカバー
離脱前後、SNS上では「リオの自作ラップが女性蔑視的で炎上した」という投稿が拡散されました。
しかし、これは事実と異なります。
本人が使用したラップは既存の海外ヒップホップ曲のカバーであり、歌詞もオリジナルではありませんでした。
問題となった部分は元曲に含まれていた歌詞の内容で、リオがそのまま引用したために誤解を招いてしまったのです。
韓国国内では「歌詞の選曲に配慮が足りなかった」と指摘されましたが、彼自身が女性を軽視する意図を持っていたわけではないことが、後にファンの検証によって明らかになりました。
この件をきっかけに、彼は表に出ることを控え、自身の活動と向き合う時間を取るようになります。
その後のインタビューでは、「過去の経験すべてが今の音楽に生きている」と前向きに語っており、アーティストとしての成熟を感じさせる言葉を残しています。
離脱後のファンとメンバーとの関係
リオの離脱後も、Trainee Aの元メンバーたちとの関係は良好です。
特にサンウォン(SANGWON)とは8年以上の付き合いがあり、彼を「兄弟のような存在」と呼ぶほど。
2025年5月には二人そろって新たにGRID Entertainmentに所属し、“Bond as One”として再出発を果たしました。
この絆は、ファンの間でも「夢をあきらめない二人」として大きな感動を呼んでいます。
Trainee Aという経験は、終わりではなく、リオが自分の音楽を見つめ直すきっかけとなったのです。
まとめ 離脱は終わりではなく新しい始まり
Trainee A離脱は、リオにとって挫折ではなく「自分自身の再構築」の時間でした。
炎上や誤解を経ても、彼は音楽を手放さず、再び立ち上がりました。
その結果、ソロデビューという形でアーティストとしての道を切り開くことになります。
次の章では、ソロアーティストLEOとしての活動と現在の挑戦を詳しく見ていきましょう。
ソロ活動と現在地:131加入〜『One Look』『Tenderly』、GRID移籍と“Bond as One”
Trainee Aを離れた後も、リオ(LEO)は音楽の道をあきらめませんでした。
むしろその経験が、「自分の音を創り出すアーティスト」としての原点になったのです。
2023年7月、彼はB.Iが率いる131 Labelに所属。
同年8月17日にデジタルシングル『One Look』をリリースし、待望のソロデビューを果たしました。
この楽曲は、リオ自身が作詞作曲にも関わった作品で、繊細なメロディと英語詞の流れるような表現力が話題を呼びました。
131 Label時代:B.Iとの出会いと成長
リオが131 Labelを選んだ理由には、尊敬するアーティストB.Iの存在がありました。
彼はインタビューで、「子どもの頃からB.I先輩をロールモデルとしていた」と語っています。
そんな憧れの存在と同じレーベルで活動できることに、強いモチベーションを感じていたようです。
B.IやReddyからのアドバイスを受けながら、リオは音楽性をさらに磨いていきます
『One Look』はその成果が凝縮された作品であり、LAでのKCONデビューステージをはじめ、海外イベントでも高く評価されました。
楽曲のテーマは「一瞬で心を奪う感情」。
恋愛の歌のようでありながら、同時にリスナーに“僕を見て”というシンプルなメッセージを伝える一曲です。
彼はこの曲を通して、“リオ=LEO”という新しい自分の存在を示したとも言えるでしょう。
『COME CLOSER』と音楽性の進化
2024年5月9日、リオは初のEP『COME CLOSER』をリリース。
R&Bとポップを融合させた本作では、全曲に本人が制作面で関与しており、音楽的な成長が鮮明に現れました。
リスナーからは「リオの声が持つ温度感と透明感が心地いい」と評され、ソロアーティストとしての実力を確立していきます。
また、B.Iとのコラボ曲『Pretty Plzzz』(2024年4月24日)も話題に。
B.Iとの親密な関係性を象徴する一曲で、ファンの間では「兄弟のような絆」と言われています。
リオ自身もSNSで「B.Iは僕に勇気をくれる存在」とコメントしており、音楽だけでなく人間的にも強い信頼で結ばれていたことがわかります。
独立期から『Tenderly』へ:次の章の始まり
2024年12月28日、リオは131 Labelとの契約を終了。
同時にファンプラットフォーム「b.stage」も閉鎖され、一時的にインディペンデントとして活動を続けました。
そして2025年2月28日、新曲『Tenderly』をデジタルシングルとしてリリース。
この曲は、柔らかなメロディと感情のこもったボーカルが印象的で、「彼の第二章の幕開け」と評されました。
LEOというアーティストが、レーベルに頼らず自分の力で音楽を届ける姿勢を示した作品でもあります。
GRID Entertainmentへ移籍、“Bond as One”で再出発
2025年5月、リオは新たにGRID Entertainmentと専属契約を締結。
同時に、長年の仲間であるサンウォン(SANGWON)も同レーベルに所属し、二人は“Bond as One, Leo & Sangwon”として再スタートを切りました。
この発表はファンにとって大きなニュースとなり、SNSでは「再び同じステージに立つ日が来た」と祝福の声が広がりました。
二人の関係はTrainee A時代から続いており、互いに支え合いながら夢を追い続ける姿勢はK-POPの“友情と再生”の象徴とも言えます。
現在とこれから ALD1での活動と音楽の未来
2025年、リオはMnet『BOYS II PLANET(ボイプラ2)』でデビューを決め、ALD1の一員として2026年1月頃のデビューに向けてグループ活動を本格化させました。
「もう一度ステージに立ちたい」という決意を体現し、デビューという結果で証明しました。
音楽的にはハウスやアフロビーツなど新しいジャンルへの関心も示しており、Instagramでも海外アーティストの曲を積極的にシェア。
今後はプロデュースや作曲の分野でも活躍が期待されています。
リオはインタビューでこう語っています。
「“One and Only”——唯一無二の自分でありたい。 それが僕の音楽の核です。」
この言葉どおり、彼は誰かの影ではなく、自分だけの色で世界に挑むアーティストへと進化しているのです。
まとめ
ALD1 リオは、シドニー生まれの韓国系オーストラリア人。
家族と音楽に囲まれ育ち、INTPの論理性とムードメーカーの明るさを併せ持つ存在です。
2018年に渡韓しTrainee A初期メンバーとして注目。
離脱はメンタル面の再構築が背景で、炎上は既存曲の歌詞が発端という事実が整理されています。
131時代の『One Look』でソロ始動し、『Pretty Plzzz』『COME CLOSER』を経て、独立後の『Tenderly』で第二章へ。
2025年にはGRID移籍と“Bond as One”で再出発し、ボイプラ2で最終メンバーに選出→ALD1としてデビュー。
現在はグループ活動と並行して、ハウスやプロデュース面でもさらなる展開が期待されます。
